女性

質問者質問者

頭がボッーとして、考える力が出ません。スーパーに買い物に行って、「献立は何にしよう?何を買えばいい?」と途方にくれることがあります。だいじょうぶでしょうか?


女医女医

エストロゲンは、集中力と記憶力にかかわっています。エストロゲンの低下によって、判断力や考える力も低下していきます。更年期世代では、仕事をしている女性も多く、「仕事ができなくなった。仕事の段取りが組めず、何をしたらいいかわからない」と悩みを訴えている人も多いです。だいじょうぶですよ。

質問者質問者

名前が出てこなかったり、物忘れもひどいのですが。老化のはじまりでしょうか?


女医女医

女性ホルモンが低下すると、記憶力が落ちたり、脳機能が衰えたり、というのは良くあることです。若い女性でも生理不順の人は、女性ホルモンが低下しているので、脳に影響します。
女性ホルモンの低下が長期間に及ぶと、脳機能が低下し、脳の萎縮や変性が進み、認知症にいたるともあります。脳の萎縮や変性は元に戻りませんので、女性ホルモンなどを補うことで、脳の機能を回復することができます。

50代女性の脳のCTをとると、血液が届かず脳が死んだようになる梗塞巣がポツポツ見られたり、60代になると、梗塞巣が増えてきて、脳全体のネットワークを悪くします。脳の血流を悪くしないために、女性ホルモンの補充やサプリメントで補うこともおすすめです。

50代で動脈と脳の老化が始まります。女性ホルモンの低下は、骨や血管、関節、腸、尿路、皮膚など体全体の臓器にも作用してきます。
更年期になると、脳機能の低下(認知症)だけでなく、次のような症状がみられることが多くなります。

関節痛
排尿障害(尿失禁・頻尿)
骨粗鬆症
動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)
脳機能低下(認知症)
性交障害
肌老化(シミ・シワ・たるみなど)
このような老化症状は、女性ホルモンの分泌が減少するとリスクが高まります

運動を心がけることが大切です。週に2~3回でも構わないので、軽い運動をしましょう。家の近くをウォーキングしたり、水泳したり、自転車にのったり、簡単にできる有酸素運動を生活の一部に取り入れるといいでしょう。家の中でできるラジオ体操でもかまいません。ラジオ体操を第一と第二を2つすると10分間の運動になります。一生懸命するといい運動になりますよ。

筋肉トレーニングでの筋力アップは、筋肉を意識して負荷をかけて行うことで、成長ホルモンが放出されて、女性ホルモンの低下をカバーしてくれ、減っている女性ホルモンを補うこともできます。ウォーキングや水泳などの有酸素運動だけでなく、筋トレもおススメです。

食生活も重要です。食べ過ぎや脂質・糖質の過剰摂取には注意して、抗酸化力のある緑黄色野菜やオメガ3脂肪酸を含む魚を積極的に食べるとよいでしょう。
そしてもっとも大切なことは、前向きな心です。老化に関してあまり神経質にならず、明るくポジティブに毎日を過ごすことで、結果的に細胞の老化を遅らせることができるかでしょう。
おしゃれを楽しむこともいいでしょう。