もっと早く見つかっていればと後悔しないために1か月に1回のセルフチェック

乳がんセルフチェック

乳がんに罹患しやすいのは更年期世代

質問者質問者

女性がもっともなりやすいがんは、「乳がん」と言われていますが、そうですか?


女医女医

そうです。食生活の欧米化などにより、「乳がん」になる人が急増しています。
しかし、早期発見。早期治療によって治る可能性が高いがんです。


質問者質問者

「乳がん」になりやすい年代はいつですか?


女医女医

乳がんになる年代は、30代から急激に増え、40代後半でピークになります。最近の傾向としては、特に40代から60代で罹患率がとても高くなっています。更年期世代ですね。
自治体で「乳がん検診」も行われているので、積極的に受診しましょう。(40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の女性対象)


女医女医

また、乳がんは自分で発見できる唯一のがんでもあります。早期発見には、自分で毎月一度のセルフチェックをすることが、おすすめです。


質問者質問者

よく乳がんは自分で発見したという人の話を聞きますね。月に1度なら、セルフチェックを心がけるようにしたいと思います。
「乳がん」は、比較的治りやすいと聞きますが、そうですか?


女医女医

そうです。「乳がん」の5年生存率は、92.1%です。全がんの生存率が67.0%ですから、治りやすいがんです。乳がんは、「防げる、見つかる、治せる」がんです。万一罹患した場合でも、早期発見、早期治療によって予後が良いガンですので、下記のセルフチェックを習慣にして、早期発見、早期治療のチャンスをつくりましょう。

乳がんのセルフチェック

セルフチェックに最適な日は?

*月に一度、生理が終わって4~7日後に行いましょう。
*閉経後は、毎月の検診日を決めて行いましょう。

鏡の前でチェック

まず、両腕のチカラを抜いて自然な状態で、下記チェックポイントをチェック。
さらに、両腕をあげて、下記チェックポイントをチェック。

チェックポイント

・左右の乳房の形や大きさ、色に変化はないか?
・皮膚にひきつれや、へこみはないか?
・乳首が陥没したり、ただれたりしていないか?

さわって、チェック

腕を上げて、3本の指(人指・中指・薬指)の腹で乳房にさわって、シコリがないか確かめます。
力を入れ過ぎないよう気をつけてください
乳がんセルフチェック13本の指で、左乳房は左から右へ
右乳房は右から左へゆっくり滑らせるようになぞります。
しこりがないか、何か固いものがないか、チェックします。

乳がんセルフチェック2外側から乳頭に向かって円を描くようになぞっていきます。
しこりがないか、何か固いものがないか、チェックします。

乳首からの分泌物のチェック

乳首から分泌物が出ていないか、左右の乳首を軽くつまんで分泌液か出ないかをチェックします。
血が混じっていたり、透明な液がでる場合は、検査をおススメします。

脇のシコリのチェック

乳がんセルフチェック3乳がんが進行すると、まず転移するのがわきのリンパ節と言われています。
左右のわきをさわり、固いしこりがないかチェックしましょう。

仰向けに寝てチェック

仰向けに寝て、あまり高くない枕やタオルを敷いて調べます。
乳房の下も念入りに確認しましょう。
左右の乳房を指の腹でまんへんなく触れながら、しこりの有無を調べます。

セルフチェックで異常を感じたら

自分でしこりや異常を見つけたら、乳腺専門医がいる「乳腺外科」か「外科」を受診してください。
診察は産婦人科ではありません。

セルフチェックで異常があったからといっ、必ずしも乳がんとは限りません。
乳腺症や線維腺腫などの良性腫瘍の場合もあります。
自己診断せす、すみやかに専門医の診察を受けることがおススメです。

定期的に乳がん検診も受けましょう

「マンモグラフィ」と「超音波」2種類の検査があります。
どちらの検査でも医師による視触診が併せて行われます。

1.マンモグラフィ検査とは
レントゲンを使った検査になります。
乳房をはさんで撮影。石灰化などの所見を確認することによって、微小ながんの発見につなげます。
多少痛みを感じますが、痛みの程度は個人によって違います。

2.超音波検査とは
乳房にジェルをぬりプローブという器具をあててモニターを見ながらがんを発見します。
検査時の痛みがありません。