耳鳴り、むくみ、冷えが低用量ピルで楽になった更年期体験談
耳鳴りに悩む女性私は42歳で夫と小学生の娘が二人います。パートでスーパーに勤めています。

もともとむくみやすい体質だったのですが、これまでと違う足首のむくみと膝の裏のはりを感じるようになりました。しかも夕方だけでなく、朝起きた時にも、前日のむくみがとれていません。膝の裏がはって、階段の上り下りさえつらく感じるようになりました。

そうするうちに朝起きた時に、顔もむくんでいて、メークをするのが憂鬱になってきました。体全体が重くて、頭まで重くむくんだような感じで、レジ打ちもテキパキできません。
体の冷えも感じるようになって、冷房が苦手になって、仕事中に夏でも使い捨てカイロをお腹のあたりにはっていました。
パートに通うのは無理かしら、と思いながらも、家計の金銭面でもやめるとは言いにくく、シフトの時間を短くしてもらって、なんとか頑張っていました。
年末は忙しい時期なので、シフトも増えて無理して仕事をしていたら、耳鳴りがするようになりました。たまにクラッとめまいがすることも。耳鳴りははじめは夜の疲れた時間帯でしたが、そのうち朝からも出るようになって、やまないので、仕事に支障が出ると思って、急いで耳鼻科に行きました。

耳鼻科では検査の結果「特に異常なし。聴力も問題ない」ということでした。耳鳴りがするようになると、集中力にかけるので、仕事のレジうちは、ミスをしてはいけないという思いから、余計に緊張して苦痛でした。レジではない、在庫補充の担当に変えてもらいました。

し異常がないと言われても、仕事に支障がでるほどなのに、一向に耳鳴りはおさまらず、何とか治してもらえないかと2か所別の耳鼻科にも行きました。しかし「異常なし」ということで、最後には「精神科」の受診をすすめれました。

さすがに耳鳴りで受診する気持ちにはなれず、治らない耳鳴りに悩んでいたら、友人から「更年期では」と言われました。まだ42歳で生理も不順ながらもあるのにと思いましたが、婦人科へ行きました。

そこで耳鳴り、むくみ、冷えのことを話すと、「低用量ピルをのんでみては。漢方薬も」とアドバイスされたので処方してもらい、飲み始めました。

1週間ほどで耳鳴りがなくなりました。むくみや冷えなどは、症状がなくなるまで3ケ月ほどかかりましたが、今はとても軽くなりました。低用量ピルを飲むことで、定期的に生理はやってきます。悩まされた症状がおさまったので安心しました。しかし疲れた時には、夜に軽い耳鳴りが出たり、むくみやすかったりすることは変わりません。
でも低用量ピルのおかげで、PMSがおさまったので楽になりました。閉経まで低用量ピルを飲み続けたいと思っています。

女医女医

婦人科で女性ホルモンを処方される時に大きく分けて、「HRT 女性ホルモン補充療法」と「低用量ピル」とがあります。その違いは、「閉経が近いか、どうか」です。
今回の陽子さんのように、まだ生理がありながら、閉経は近くないのに、更年期の症状が出ている場合は。低用量ピルが処方されます。
閉経前後の場合は、「HRT 女性ホルモン補充療法」になります。
低用量ピルと「HRT 女性ホルモン補充療法」では、エストロゲンの量の差が大きく、低用量ビルは、「HRT 女性ホルモン補充療法」の5倍あります。まだ生理のある40代前半なら低用量ピルで生理周期を整える方がいいケースが多いです。
低用量ピルから、「HRT 女性ホルモン補充療法」への切り替えは、40代後半、ホルモン数値が閉経に近い状態になった頃がいいでしょう。