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私は、低用量ピルからHRTホルモン補充療法に切り替えました。「HRTホルモン補充療法ってどんなことをするの?」と思っていらしゃる方も多いでしょうから、具体的にその方法をお話ししますね。

HRTホルモン補充療法はいつから?

女性ホルモンの値を採血で測定します。
・E2(エストロゲン)の値が50pg/ml以下になっていて、FSH(卵胞刺激ホルモン)が30miu/mlだったら、ホルモン補充療法をはじめていい数値です。
私の場合はE2がとても低く、FSHが100を超す高い値だったので、すでに閉経を迎えていると言われ、すぐにホルモン補充療法を開始することになりました。閉経後何年もたている方でもホルモン補充療法はすることができます。
但し、乳がん、子宮がん、血栓症の治療中の方は行えません。
糖尿病、高血圧、肝機能障害のある方も。乳がん、子宮がん、血栓症の罹患者も。
私は検査した1か月前に血圧が200以上を超える体調不良が続いていましたが、その時点では血圧を抑える薬に巡りあえて通常の血圧だったので、ホルモン補充療法を受けることができました。

HRTホルモン補充療法の使い方

大きく分けて、次の4種類があります。

出血は子宮がんの予防のために子宮の内膜をそうじするために、黄体ホルモンで生理のような出血を起こします。

【1】エストロゲンと黄体ホルモンを周期的に使用…出血あり

・エストロゲンを1か月のうち23~25日間毎日、そのうち黄体ホルモンを10~12日間使用

【2】エストロゲンは毎日、黄体ホルモンは周期的に使用…出血あり

・黄体ホルモンは10~12日間使用

【3】エストロゲンと黄体ホルモンを毎日使う…出血なし

・閉経から時間がたっている人向け

【4】エストロゲンだけ毎日使う…出血なし

・子宮を切除した人は出血を起こす必要がないため
・HRTを短期的に使用する人
・弱いエストロゲン剤「エストリール」を使用する人

何も知識を持ち合わせないまま「どんな方法がいい?」と先生に聞かれて、「出血が起きない方法」と即座に答えました。
本当に長年出血に悩まされていたので!

そうすると上の3番目の「エストロゲンと黄体ホルモンを毎日使う…出血なし」飲むタイプの薬が処方されました。
しかし、飲み始めたとたん異常な量の出血がありました。
「出血しない方法」として選んだのに、「この大出血は何?」と1週間も待たずに診察に行きました。
当初の数か月間は継続的に出血する場合もあるようです。
私の場合貧血になりそうなくらいの異常な出血なので、これは耐えられない!と方法を変えていただきました。

そして今度は2番目の「エストロゲンは毎日、黄体ホルモンは周期的に使用…出血あり」になりました。

エステロゲンには、「飲むタイプ」と、「皮膚に塗るタイプ」と、「張るパッチタイプ」「膣に入れるタイプ」「注射するタイプ」さ様々
あるということでした。
黄体ホルモンについても、飲むタイプ以外に、「ミレーナ」というプロゲステロンを含んだものを子宮内に挿入しておく方法もあります。子宮内膜を厚くしないたる子宮がん予防になります。一度挿入すると個人差がありますが5年まで有効で、出血しません。

塗ったり張ったりする方が、皮膚から直接吸収されるので、内臓を通すことがないので良いということだったので、私は「皮膚に塗るタイプ」のディビゲルを選択しました。
毎日寝る前に腿のあたりにディビゲルを塗り、黄体ホルモンのプロペラを12日間ほど服用すると、その後数日たって生理のような出血がありました。またしもその出血量は大量でしたが、低用量ピルの時もそうだったように、体が慣れてくれば出血量も減るだろうと、はじめのうちは多量の出血は我慢しました。黄体ホルモンの服用は低用量ピルと同じように、出血する時を薬でコントロールできるので、予定にあわせて調節することもできて、楽ではあります。薬に慣れてきても出血は5日間くらいありました。生理の出血に比べるなら軽いです。

「ホルモン補充療法」を始めると、はじめは私のように大量に出血するというのは、たまにあることのようです。
そこでそれを我慢して、体が慣れるのを待つか、あきらめるか、ですね。通常その大量の出血になるケースも、数カ月以内でおさまるようです。

「ホルモン補充療法」はオーダーメイド

ただ薬を服用するだけで、どうして「ホルモン補充療法」という名前がついているのかと、実際に使用するまでは思っていましたが、選択しがいろいろあって、自分で合うものを選ぶオーダーメードだから、こういう名前がついているのですね。

「ホルモン補充療法」は出血させる

「ホルモン補充療法」は、子宮がんにならないように、女性ホルモン投与によって増殖された子宮内膜の掃除をするために、黄体ホルモンによって生理のような出血を毎月起こします。

「ホルモン補充療法」は保険適用

私の場合は「骨粗しょう症予防」という名目で保険適用になっていました。
2カ月に1回通院してお薬をいただいていました。

子宮がん、乳がんのがん検診と血液検査は必須

女性特有のがんに罹患する確率がやや高くなるので、1年に1度のがん検診は必須事項となります。
薬を飲み続けることで、肝機能などに異常があらわれていないかの血液検査も年に1回の必須事項になります。

「ホルモン補充療法」の副作用

乳房が張ること。
おりものがたくさん出ること。
女性ホルモンを補充しているので、仕方がないことです。

アンチエイジングは大きなメリット

骨粗しょう症、痴呆症、脳卒中、心筋梗塞の予防になります。
さらに女性ホルモンを補充し続けるので、若々しさを保つことができます。

ただ、美容目的やアンチエイジングのために「ホルモン補充療法」をという場合には、保険が適用されない自由診療になります。

婦人科だけでなく、内科でも「ホルモン補充療法」の処方をしてもらえるようですが、オーダーメイドということで、様々な選択肢があるので、できれば経験豊富な婦人科にかかった方が良いと思います。

婦人科は、「内診があるので」行きにくい所ではありますが、子宮がんの検診も内診の時にやってくれますので、かかりつけの婦人科をもっておくのも良いと思います。
私は女医さんの婦人科に行っているので、内診の重圧も少し軽いです。